日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日本歴史の中の被差別民

う〜ん、ちょっと難過ぎる。はっきりしていることは、日本の被差別民の歴史の全体像ってわからないことだらけなんだってこと。 <「日本歴史の中の被差別民」 奈良人権・部落開放研究所編 新人物文庫>

働くことがイヤな人のための本

37歳にしてようやく定職についた著者が思い当った仕事とは何かという哲学の答えとは? 親から莫大な資産を引き継いだとか、類い稀なる才能をもっていてスポーツや芸能などで十分な収入を得た人などを除けば、ほとんど多くの人たちが、お金のために働いている…

お伝えしたいこと。

前からすっごく気になることがあったんだけど。今日もあるショッピングモールを歩いてたら、館内放送が流れてきた。「先程、○階の○○(店名)で○○(商品名)をお買いになられましたお客様。お伝えしたいことがございますので○○までお越しください」。百貨店や…

石原莞爾と満洲帝国

満洲帝国に夢と野望を抱いた石原莞爾。そしてもう一人の偉人、甘粕正彦は、映画ラストエンペラーで演じた坂本龍一のイメージがかなり強く残ってるんだけど、共に興味深い人物である。歴史にifはないと言われるけれど、石原が東條英樹と対立しなかったら、東…

仲里依紗

モデル? 女優? 彼女の名前はインターネットや何かの活字でよくみかけていた。最近活躍してる人なんだなって思ってたんだけど、先日、週刊新潮か文春かのグラビアにも彼女が載ってたんだけど、そのプロフィール見て、驚き、笑った。というのも僕はてっきり…

コワ〜い不動産の話

新築住宅の6割は重大な欠陥を抱えている。3階建て住宅は9割が欠陥住宅。マンションの管理費・修繕積立金は物件価格の2割になる。10階以上の高層階に住む女性の3分の2が流産・早産の経験がある。などなど、もう二度と不動産なんか買う気はなかったけど、これ…

本棚崩壊。

今朝、目が覚めたら寝室の本棚がグニャ。一瞬、目にした途端、見なかったことにしようと目をそむけたけど、夢ではなく現実のことみたいだったのでとりあえず写真とっておいた。そのまんま放ってらかしにして家をでたけれど、いつか修理しないとなあ。やっぱ…

南アフリカの衝撃

いよいよ来月11日からサッカーワールドカップが開催される南アフリカ共和国は、かのアパルトヘイトを克服し、いまやアフリカ随一の経済大国である。が、世界で最も所得分配が不平等な国で、失業率も高く、世界一の格差社会でもある。HIV感染者も犯罪発生率も…

「激安」のからくり

1000円以下のジーンズ、100円バーガー、1万円以下のスーツ、3万円のパソコン・・・などなど。今の世の中は激安商品ばかりだ。元々はスーパーマーケットの誕生、紳士服量販店の誕生、家電量販店の台頭、衣料品製造小売業の隆盛という歴史をたどってきたこの流…

ガール

30代の働く女性を主人公にした短編小説5作。20代のように若くはなく、将来に対する不安を感じる世代の女性って独身既婚、働いてる働いてないなど関係なく微妙な心の動きがあるんだろうね。ま、それは男でも同じか。軽ーくってさらっと読めた。 <「ガール」 …

「週刊新潮」が報じたスキャンダル戦後史

昭和35年から平成14年までの間に書かれた週刊新潮の記事の中から抜粋された29本の記事を収録。読めば読むほど時代の移ろいを感じるねえ。天皇家・皇室に関しては昔のほうが開けた感ってあったと思う。強盗・殺人などの重大事件については何か今のほうが軽い…

コンビニの買ってはいけない食品 買ってもいい食品

以前、ミリオンセラーとなった「買ってはいけない」を読んだ時はしばらく何も食べるものがないような気がした。でもこの本は買ってもいい食品も書いてるから大丈夫と思ったんだけど。中国製ではなく日本製だから安心、とか基準が曖昧でどうも???だ。どち…

ブーム再来か!?

いい季節になってきた。暖かくなった気候もそうだけど、街中にレギンス女子が帰ってきた感あるもんね。去年の夏頃には全盛だったレギンスも寒くなるにつれ目にする機会が減っていった気がする。が、最近またまた増えてきたもんね。レギンスフェチ男としては…

追悼「広告」の時代

著者曰く、「広告」の時代とは「大量生産→大量流通→大量販売→大量消費→大量廃棄」の時代だそうである。そんな時代は、もうとっくに終わってしまったと思っていたけれど、最近のユニクロやマクドナルドの好調ぶりなどファストフード、ファストファッションの…

仁義なき回収、堕ちていった女たち

元闇金業者で働いていた著者が明かす闇金業界の裏話。よくトイチ(10日で1割の利息)とか言われていたのはもう昔の話らしい。いまやトサン(10日で3割)やトゴ(10日で5割)が当たり前、中にはアスイチといって明日には1割の利息がつくっていうのもあるらし…

大阪のおばちゃん学

バッグの中に飴ちゃんを入れておく。商品はとりあえず値切ってみる。人のものをみて「なんぼしたん」と聞く。エスカレーターでは必ず歩く。話の途中で他人の腕をぽんぽん叩く。他人の話に「うそっ」と大げさにあいづちをうつ。散歩中の犬にも気軽に話しかけ…

巨人-阪神論

元巨人のエースと元阪神の4番が語る巨人-阪神論。巨人ファンでもなく阪神ファンでもない僕だが、好きな投手のひとりであった江川と、江川がライバルとして意識したという掛布との対決にはドラマがあったんだな。あとひとつ、オールスターゲームでの8者連続三…

ねじまき鳥クロニクル第三部鳥刺し男編

1Q84年に発表されたこの小説はeメールも携帯電話も普及していない時代の中で現代を予想するかのような展開をみせる。2010年の春に僕はそれを読んだ。そういうこと、それだけのこと。読むべくして読んだって気がする。たぶん。

ねじき鳥クロニクル第三部鳥刺し男編

1Q84年に発表されたこの小説はeメールも携帯電話も普及していない時代の中で現代を予想するかのような展開をみせる。2010年の春に僕はそれを読んだ。そういうこと、それだけのこと。読むべくして読んだって気がする。たぶん。

石垣島にて

旧離島桟橋前のアンズカフェのテラスで海を見ながらモーニング。レンタバイクを借りて真栄里ビーチへ。しっかり人に管理されたビーチは僕には用なしだ。千葉ロッテマリーンズのキャンプ地でもある石垣中央運動公園野球場では外野の芝生に水撒きしていた。牧…

ねじまき鳥クロニクル第二部予言する鳥編

この小説にでてくる非現実的でありながらどこか暗示的でもあるような夢を僕も見たり、小説にでてくる不思議で魅惑的な人物とイメージが重なるような人と旅先で出会う。この小説はいま、この場所で読むべきように読んでいる気がする。それはあたかも予め設定…

さながらジェットコースター

過去には骨折者もでたことがあるという波照間から石垣への高速フェリーは大揺れ。一時間さながらジェットコースターに乗っているかのような状況でH嬢も速攻ダウン。乗船前に係員が乗客にビニール袋配ってたもんね。船酔いにはいたって平気な僕も激しい揺れに…

急遽、予定変更

昨夜、ゆんたく中に本日のフェリー運航がヤバいとの情報が入る。1便はなんとか運航しても、2便3便は欠航の可能性が高い。明日はほぼ無理っぽいとのこと。明日15時40分の飛行機に乗るには今日の1便で石垣に渡っておくのがベストか。明後日以降の飛行機は…

ハテルマブルー

ニシハマは遠浅だけどリーフを越えるところまでいけば、珊瑚や魚もいっぱい。時間を忘れてシュノーケリングに没頭してしまう。海の美しさは誰が名付けたかハテルマブルー。見事。夕日はビミョーに雲に隠れたが。

ねじまき鳥クロニクル第一部泥棒かささぎ編

文庫化された村上春樹の小説はほとんど読んだがこの本だけはまだ読んでなかった。と思って読み始めたら、主人公がスパゲティをゆがいてるところに知らない女性から電話がかかってくる。女性は主人公のことを知っているという。シャワーあがりで素裸の女性…、…

財布落として

クレジットカードなくした、夢を見た。僕はイチローで日本代表選手数人とご飯を食べて、支払いの時に僕は僕になってて川崎宗則にごちそうになった。わけわからん夢やったが、起きたら快晴。日頃の行いがどれだけ素晴らしいということか。炊きたて御飯でおに…