日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

ねじまき鳥クロニクル第一部泥棒かささぎ編

文庫化された村上春樹の小説はほとんど読んだがこの本だけはまだ読んでなかった。と思って読み始めたら、主人公がスパゲティをゆがいてるところに知らない女性から電話がかかってくる。女性は主人公のことを知っているという。シャワーあがりで素裸の女性…、ん?なんだか読んだことあるような気がしてきた。今回の旅には全三巻のこの小説以外、新書一冊しか持ってこなかったから。と心配しつつ読み進めば、いややっぱり初めての読む小説と確信。そういやノルウェイの森だって二回読んだし、風の歌を聴けは三回読んだけど、その都度新鮮だったよな。小説なんて読んだらすぐ忘れてしまってるんだ。世間で1Q84が大ヒットしている今敢えて、ねじまき鳥。いい感じ。