日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

「週刊新潮」が報じたスキャンダル戦後史

昭和35年から平成14年までの間に書かれた週刊新潮の記事の中から抜粋された29本の記事を収録。読めば読むほど時代の移ろいを感じるねえ。天皇家・皇室に関しては昔のほうが開けた感ってあったと思う。強盗・殺人などの重大事件については何か今のほうが軽い感じがする。政治に関しては昔も今も金銭に関してドロドロしてることに変わりはないけど、昔は政治的な策略的な意味合いがありそうだが今はなんだか私利私欲的な気がする。時代は果たしてよくなってるのかな? <「『週刊新潮』が報じたスキャンダル戦後史」 「週刊新潮」編集部編 新潮文庫