日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

ショッキングな出来事

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以前勤めていた会社の近くにおいしい寄せ鍋定食のお店があった。おばあちゃんが一人で切り盛りしてる小さなお店。その会社を退職してからも、近くに立ち寄った際とか、時間がある時にはわざわざ地下鉄に乗ってお昼ご飯食べに行ったりしてた。もう20年以上のつきあいってことになる。12時?13時の混雑時はさけて訪れてたから、世間話なんかもよくしてた。顔はしっかりと覚えてもらってたけど、僕の名前も連絡先も知ってるはずがなかった。時折、他のお客さんが帰った頃を見計らって、寄せ鍋のダシを冷凍してペットボトルに入れたのを持って帰りといって手渡されたりもした。一回や二回ではない。僕のお気に入りのランチスポットのひとつであったわけだが。今日、たまたま仕事で近くに行ったから、11時過ぎたばかりの少し早い時間だったけれど、無理言ったら店開けてくれるかな、と寄ってみた。するとそこに貼り紙が。「11月15日をもちまして閉店することになりました。永らくのご愛顧ありがとうございました」って。今日、何日? 最後にもう一回、あの寄せ鍋、食べたかったなあ。あと2週間早く訪れていたらなあ。。。あのおばあちゃん、体でも悪くしたのかな? 気になるし、とても残念な出来事なのでありました。しゅん