日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

若きサムライのために

いま読むと三島の死を予感させる言葉がいっぱい。 一般に右翼とされる著者だが 天皇に対する発言は厳しい、というか辛辣ですらある。 今ならいろんなところから批判されそうである。 昭和40年代、あの頃のほうが言論の自由はあったのかもしれない。 <「若きサムライのために」 三島由紀夫著 文春文庫>