日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

マドンナ

一流企業に勤めエリート街道を進む40代サラリーマン課長の悲喜交々の出来事と葛藤を描いた短編小説集。同じ世代でありながら、そういう選択をせずに生きてきた自分の人生と比較して考える。人生って何が幸せなんだろうねって、思ったのが南の島のプールサイドだったから、なんか自分の人生も悪くない気がした。うん。

<「マドンナ」 奥田英朗著 講談社文庫>