日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

2010-01-14から1日間の記事一覧

色街をゆく

日本全国、北は札幌ススキノから南は沖縄真栄原まで、津々浦々の旧遊郭・赤線・青線街を歩き、現在の様子を綴った色街探訪記。それにしてもやっぱり、有名無実と化している今の売春防止法は一刻も早く撤廃したほうが健全になるんじゃないか、というのが僕の…

すべての愛がゆるされる島

同性愛、近親愛、不倫などあらゆる愛が許され、全員に祝福される名もない島がある。ただし、教会の扉を二人で開けることができたカップルだけに。本当に愛し合っている二人でないと扉は決して開くことはないのだという。もともとスペイン領であり米西戦争に…

マドンナ

一流企業に勤めエリート街道を進む40代サラリーマン課長の悲喜交々の出来事と葛藤を描いた短編小説集。同じ世代でありながら、そういう選択をせずに生きてきた自分の人生と比較して考える。人生って何が幸せなんだろうねって、思ったのが南の島のプールサイ…

すべては海になる

27歳独身、セックス依存症の主人公が、突然出会った高校生の少年とのプラトニックで微妙な関係を描いた小説。寂しさを紛らわすためいろんな男と寝てしまう主人公の気持ちって、男にとってはなかなか複雑で分かりにくいけどな。タイトルに「海」って入ってた…

まんが現代史 アメリカが戦争をやめない理由

前作「まんが パレスチナ問題」はわかりやすく面白かった記憶があったのだが。。歴代の中で戦争を行わなかったアメリカ大統領は一人もいない、と。こんな本をGuamへ行く時に読んでて、もし、手荷物検査で見つかったら危険人物扱いされるんじゃないかと不安も…