日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

11.25に想う。

自民党の安倍総裁が自衛隊国防軍への格上げを選挙公約に掲げた。 日本国憲法の破棄を唱える石原慎太郎日本維新の会の代表に就任。 日本の政治がどんどん右傾化しているような気がする。 そんな折、先日の朝日新聞一水会顧問の鈴木邦男氏のインタビュー記事が掲載されていた。 「右翼は社会の少数派として存在するから意味がある」 「いま右翼的な主張をしている人は、天敵がいなくなった動物みたいなもの。威張るし増殖するし。 このままでは生態系が破壊されてしまうのではないかと心配」 「国家が思想を持つとロクなことにならない」とも。 行動右翼の論客の発言としてかなり興味深かった。

さて今日は11月25日。 42年前の今日、三島由紀夫が割腹自決を遂げた日だ。 右傾化する今の平成の世に、彼が存命していたらどんな発言をしていただろうか。