日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

銀座ママの給与明細

高級クラブの料金システムってよくわからないよなあ。ウイスキーのボトル1本が3万円、氷とミネラルウォーターが付いたセット料金が1万円、お通しが3千円として、さてお会計は? 普通3万+1万+3000=43000円でしょう。ところが約9万円になるという。どういうことやねん? この43000円というのはホステスの売り上げになるらしいが、その他にお店の利益となる各種チャージがつくらしい。つまりホステスは個人事業主で、お店はその場所を提供しているってこと。それが銀座のクラブのシステムなのだ。そんなとこ行きたくもないね。ってゆうか、この本、あまりに誤植(誤字脱字?)が多すぎる。ちゃんと校正したんかいっ! 内容以前に読んでてそこんとこが腹立つ。銀座の高級クラブは最高のホスピタリティーと最高の癒しを提供する、だの言うのなら、しっかりとした日本語書いてほしいもんである。

<「銀座ママの給与明細」 和希著 ベスト新書>