日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

2011年新聞・テレビ消滅

職業柄もあって、このテの本は読んでしまうんだよね。ハッキリ言って、新聞もテレビも完全に消滅してしまうことはないだろうと思う。けれど間違いなく、そのビジネスモデルは崩壊しつつあるといえるなあ。もはやマスコミュニケーションは消滅しつつある。新聞・テレビにとって墓碑銘を打ちたてられる年となるのが2011年。アナログ波の停止による完全地デジ化と情報通信法の施行である。数年前から言われてきた放送と通信の融合が現実のものとなるのだ。考えれば、モノクロテレビがカラーになり、家庭用ビデオが普及し、衛星放送が始まり、インターネットTVやワンセグ放送が登場するなど、これまでもいろんな変化があった。けれど、2011年以降の展望は僕らの想像をはるかに超えるほど急速に劇的に変わるのだろう。そんな時代についていけるのかな? 複雑な心境なのである。