日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

電通とリクルート

その歴史や企業風土は全く異なるながらも共に情報産業のガリバーとして存在する両社。かたや大手一流企業とテレビ局や新聞社などのマスメディアとの取引を主に経済の元栓を押さえた電通と、新たなメディアを自ら開発して中小企業など数多くの取引先を新規開拓して毛細管のように張り巡らせてきたリクルート。自由と資本主義の象徴である情報産業の行く末は、どうなんでしょう? <「電通リクルート」 山本直人著 新潮新書