日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

アフリカなんて二度と思い出したくないわっ!アホ!!

アフリカ縦断の旅の続編。エチオピアからスーダン、エジプト、イスラエルと続く旅行記。エチオピアの安宿ブンナベッドは、人糞だらけの汚れきったトイレと数百匹の生物が棲むベッドで最悪の衛生状況らしく、食べ物も相当に不味いとか。それに比べたらスーダンは天国のようって、そんなに違うもんなんだね、隣の国でも。イスラエルユダヤ人兵士の横暴さと対比するかのようにパレスチナ人は優しい人達ばかりだったそうだ。僕は決して行きたいとは思わないけど、読む分には十分楽しめた。著者のこの旅の目的地は中国らしいから、またまた続編楽しみだ。 <「アフリカなんて二度と思い出したくないわっ!アホ!!・・・でも、やっぱり好き(泣)」 さくら剛著 幻冬社文庫>