日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

イチローの流儀

言うときますけど、大昔からのイチローファンです。メジャーになる遥か以前から応援してます。イチローオリックス・ブルーウエーブに入団した一年目。ジュニアオールスター戦に出場し、代打ホームランを放ち見事MVPに輝いた翌日の新聞のスポーツ面に小さく書かれていた記事を読んで僕はこの新人選手に興味を持ち応援するようになったのです。記事には、ジュニアオールスター戦でMVPを獲得したオリックス鈴木一朗選手はMVPの賞金100万円の全額を神戸市に寄付したと書いてありました。ええ奴やん。当時、ルーキー・イチローの年俸400万円。で、100万円の寄付って、普通できないでしょう。

ってゆうか、当時はイチローより僕のほうが年収多かったんだ、たぶん(_) 10歳近く歳離れてるけど。それがいまや・・・どうよ、この絶望的なほどの年収格差は。ボッテガヴェネタCROCODILEの鞄なんて一生買うことありませんから。

というようなヒガみたくなるような内容が書かれているわけでは、決してありません。念の為。

<「イチローの流儀」小西慶三著 新潮文庫