日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

一九四五 占守島の真実

1945年8月17日深夜、 突如として占守島への侵攻を開始したソ連終戦を信じていた旧日本軍の兵士たちは そこから徹底抗戦を行う。 日本軍ソ連軍共に大きな損害を被ったこの戦いがなければ、 北海道はソ連に占領されていたかもしれない。 それにしてもスターリンとは、 日ソ不可侵条約を一方的に破棄して、 ポツダム宣言受諾を宣言した日本に侵攻し、 そしてシベリア抑留するとは まさに悪の象徴のような男だと思う。 やはり8月15日は、決して終戦記念日などではない。 <「一九四五 占守島の真実」 相原秀起著 PHO新書>