日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

さいごの色街飛田

さいごの色街飛田

さいごの色街飛田
著者:井上理津子
価格:766円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る

いまなお残る異質な雰囲気漂う飛田新地。 江戸時代の遊郭を想像してしまうが、 意外にも開業したのは大正時代なのだそうだ。 売春は悪、いけないことだという価値観の著者とは 若干意見は違うが飛田に興味を持つ者としては同じだ。 不景気でいつまで存在し続けるのかわからないが できれば永遠に残っていってほしいとも思う。 しかしそれにしても飛田はつくづく不思議な街だ。 <「さいごの色街飛田」 井上理津子著 新潮文庫