日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

国境の島、与那国で。

今日、与那国島陸上自衛隊の沿岸監視隊配備の是非を問う住民投票が行われ 賛成票が過半数を占めた。 どちらかといえば沖縄の米軍基地には懐疑的な僕だが、 ことこの与那国島への自衛隊配備には遅すぎた感するある。 日本最西端のこの島は台湾へわずか111キロ、石垣島よりも近い。 陸地に国境線が引かれているわけではないが、 海を隔てて他国と向き合う国境の島に警察官が二人しかいないというのは無防備すぎるだろう。 韓国と向き合う対馬にも防衛省の施設があったように 当然この島にも国境警備の必要性はあると、以前、島へ行ったときに思った。 それにしても今回の住民投票永住外国人にも投票権を与えるなど、 理解に苦しむ要素もあったが、ほっと一安心、かな。 静かな島が騒がしくなるなんて意見もあるようだが、 一度、島へ足を運べばいい。 寂れて寂しく、過疎の島が廃れていくよりは、断然いいと思う。