日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

資本主義の終焉と歴史の危機

資本主義の終焉と歴史の危機

資本主義の終焉と歴史の危機
著者:水野和夫
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安く仕入れて高く売る。 そもそも少数の人間が利益を独占するシステムである資本主義。 これまでは先進国の人々が、 発展途上国の人々から富を収奪してきたわけだが、 BRICSの台頭やらアジア、アフリカ諸国の発展により それが崩れてきつつある。 地球の全人口の15%までが豊かさを享受できる資本主義は行き詰まる。 脱資本主義を目指す僕には大いに納得できる説である。 ゼロ金利、ゼロ成長の時代を生き抜くには、 資本主義とは違う価値観が絶対に必要だと思う。 <「資本主義の終焉と歴史の危機」 水野和夫著 集英社新書