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石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか? エネルギー情報学入門

石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?

 

石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?
著者:岩瀬昇
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僕ららが子供の頃、石油はあと2,30年で枯渇するといわれていた。 が、いまはまだ石油は増産され、消費されている。 そのからくりは、石油埋蔵量とは、 経済的に採掘が可能な石油の量だから。 年々、石油採掘の技術が向上し、採掘コストが下がることによって 石油埋蔵量は増えていくというわけだ。 そしてタイトルにある、 埋蔵量は誰が決めるのか、という答えは、 結局のところはっきりとした定義がないらしい。 なんだか騙されてた気分だ。 <「石油の『埋蔵量』は誰が決めるのか?」 岩瀬昇著 文春新書>