日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

戦争のできる国へ

戦争のできる国へ

戦争のできる国へ
著者:斎藤貴男
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積極的平和主義という言葉の裏に隠された安倍政権の本音。 自民党憲法改正草案にその片鱗を読み取ることができる。 例えば、拷問に関わる6条の条文。 (現行憲法) 公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対これを禁ずる。 (自民党草案) 公務員による拷問及び残虐な刑罰は、禁止する。

わざわざ「絶対」を削除する意図を想像すると恐ろしい。 そういえば安倍首相が推し進める格差社会も 貧乏人が増えれば軍人を集めやすいからではないかと疑う。 決して戦争を否定しない、戦争できる国を目指す、 現政権を、僕は絶対、支持しない。 <「戦争のできる国へ」 斎藤貴男著 朝日新書