日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

愚かな国の民たちよ。

最近はめっきりテレビを観る機会も少なくなったが、 たまに目にする、耳に入ってくるニュースはうんざりするものばかりだ。 参議院選挙の結果は、予想されたものの与党・自民党の圧勝。 民主党の体たらくぶりに、暴走する維新の会に勝ち目はなかっただろうがそれにしても、ね。 これで間違いなく消費税は8%、10%とアップする。 何ら安全性が担保されていない原発は次々に再稼働され、 その場その場で都合よく憲法を安易に書き換えることができる改憲のための改憲も行われるはずだ。 さらなる円安誘導で経団連会長が諸手を挙げて喜ぶほどに輸出産業は潤うだろうが、 多くを輸入に頼るガスや電気の光熱費、日々の食糧費は値上がりして 僕ら一般庶民の生活は益々苦しくなるのが目に見える。 大企業が大儲けすれば、雇用は促進され、従業員の給料はアップする、 そんな戯言をこの国の民たちは本当に信じているのだろうか? 民主的?な選挙の結果がそうだからそういうことなのだろう。 テレビでは、 未だ世界中に海外領土という名の植民地を最も数多く所有する王国に 新たな跡取りが誕生したと大騒ぎしている。 全くもって馬鹿げているし、愚かなことだと思う。 せめて今日から始まるプロ野球後半戦で千葉ロッテの勝利を願うことにしよう。 人は思考することを放棄して、どんどんお馬鹿になっていくのだろう。