日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

あの戦争と日本人

あの戦争と日本人

あの戦争と日本人
著者:半藤一利
価格:704円(税込、送料込)
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不思議とお盆のこの時期にはこのテの本を読むことが多い。 太平洋戦争と呼ぶか、大東亜戦争と呼ぶか。 それによって視点が大きく変わることから、 あえて「あの戦争」と銘打っているのは、もちろん先の大戦のことだ。 明治期における日露戦争と、昭和のあの戦争との比較は 強引にして結果論的な意味合いも感じなくもないが、まあそういえばなあ、と。 それにしてもやはり、「あの戦争」はあまりに無謀と言わざるを得ないのは確固としているな。 <「あの戦争と日本人」 半藤一利著 文春文庫>