日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

日本の「労働」はなぜ違法がまかり通るのか?

サービス残業や過労死、肩叩きに首切り・・・ この国ならではの働く環境の悪さは相当なものだ。 この世にはびこるブラック企業の多さも酷い。 その原因の一つは日本独特の企業別組合にあるというのも納得。 非正規雇用者の増大に加え、安倍政権が勧めようとしている解雇規制の緩和など この国はどこへ向かおうとしているのか、と思う。 そんな与党に投票する人が、でも、多いんだろうな。 人は、働くために生きているのではなく、生きていくために働いているんだよ、ね。 <「日本の『労働』はなぜ違法がまかり通るのか?」 今野晴貴著 星海社新書>