日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

いにしえロマンに誘われて。

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ちょっと用事があったんで平城宮跡近くを通った。天気がよく、時間もあったんでちょっと見学に立ち寄った。僕にとっては少年時代の思い出の場所のひとつだ。昔は何にもなかった平城宮跡は、お正月の凧揚げの恰好の場所だった。邪魔になる大きな木も電信柱もない、ただのだだっ広い芝生の広場だったから。小学生の頃、野球をするために毎週末、お弁当持参で自転車こいで通った。突然の雨に出くわしたとき雨宿りした、唯一、屋根のある建物だった売店は、移転してシャッターが下ろされていた。そして、なんにもなかった場所に立派な朱雀門が復元されてる。大極殿も復元工事中だ。来年の平城遷都1300年祭りに向けて。世界中から観光客が訪れるのかな? つい最近、復元したばかりの建造物を観るために。沖縄の首里城みたいなもんか。なんだか複雑な心境だな。