日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

敢えて、領土問題について。

これまで「ボクが読んだ本」をみれば 僕は結構、日本の領土問題について興味があるほうだってことはわかると思う。 最近は、尖閣竹島について、いろんな問題も現実に起ってきているし。 でも、このブログでは極力、政治的なことを書くのは控えてきたつもりだ。 そのスタンスを変えるつもりはなかったんだけれど。 昨日の朝日新聞村上春樹日中韓の領土問題について面白いエッセイを書いていた。 領土問題が国民感情の領域にはいるとそれは安酒の酔いに似ている、と。 ほんの数杯で人を酔わせ、頭に血を上らせ、人々の声は大きくなり、行動は粗暴になる。 論理は単純化され、自己反復的になる。 しかし夜が明けてみれば、あとに残るのはいやな頭痛だけだ、と。 なんとも言い得て妙、という感じで感心した。 僕の感覚では、酔客は中韓であって、迷惑を被る店主が日本。 もちろん店主も酒くらい飲みますけどね。