日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

ふたりのタカシ

最大15あった貯金も使い果たし 借金生活に入った千葉ロッテマリーンズ。 下手に盛り返してCS、日本シリーズとまさかの下剋上となって 西村監督残留になるよりは このまま4位以下に沈んで西村解任のほうがいいかな。 なんてなんとも複雑微妙な心境のマリーンズファンの憂鬱だ。

それにしても荻野貴司。 先日のオリックス戦では三遊間のゴロ。 以前なら間違いなく内野安打のはずが間一髪アウト。 ボテボテのショートゴロはギリギリの内野安打。 僕のイメージではとっくに一塁ベースを駆け抜けていたはずなのだが。 46試合で25盗塁したあのデビューの頃の圧倒的なスーパースピードスターの姿はそこにはない。 いや確かに足の速い選手であることに変わりはないのだが。。。 そこで思いだしたのは、僕が小学生の頃、大好きだった阪急ブレーブス山口高志投手。 カーブも投げるものの8割以上がストレート、それもとんでもなく速いスピードボールだった。 ところが2年目、3年目となれば普通の速球派ノーコンピッチャーになっていた。 日本シリーズ出場のための打撃練習で腰を痛め、その後まもなく引退した伝説のピッチャーだ。

野手と投手の違いはあるけれど 大学、社会人を経てからのドラフト1位入団という 共通点のある二人のタカシはプロ入りが少し遅すぎたのか。

荻野貴司の完全復活は、果たしてあるのだろうか?