日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

ゴミ分別の異常な世界

徳島県上勝町は全国一の34分別しているのに対して、大阪府堺市では「可燃ごみ」「びん・缶」「粗大ゴミ」の3つだけ。全国の市町村の99%収集しているペットボトルすら分別していないとか。で、分別してるからゴミが減ったとか、リサイクル率が上がったとか、っていうのもあんまり関係ないみたい。どういうことよ? でも市町村が変わればそれぞれ分別の仕方も変わってややこしいのは現実で、これってよく考えれば今さかんに言われてる地方分権そのものなんじゃないのかな? ややこしい地方分権だけなら御免だな。

<「ゴミ分別の異常な世界」 杉本裕明・服部美佐子著 幻冬社新書>