日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

井上ひさしの日本語相談

英語で一人称単数はIしかないけど 日本語の場合は、わたくし、わたし、ぼく、おれ、わし、あたい、おいら、うち、わい、おいどん・・・ といっぱいあって、使う相手や状況に応じて見事に使い分けてる。 今更ながら、日本語って難しいよなあ、と思う。 そういえば昔、ウイスキーの広告コピーに「男が仕事です。」というのがあって、 この意味をイギリス人女性に説明しても到底、理解してもらえなかったことがあった。 日本語、奥が深いよなあ。 <「井上ひさしの日本語相談」 井上ひさし著 新潮文庫