日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

世界屠畜紀行

動物として生きる牛や豚などが、食料として食べる肉へと変わる過程は、ほとんど見る機会がない。 毎日のように食べているのだけれど。 日本、韓国、インド、エジプト、チェコ、アメリカなど 世界中の屠畜の現場をめぐる、珍しい紀行文。 イラストもふんだん。なかなか多才な著者だ。 <「世界屠畜紀行」 内澤旬子著 角川文庫>