日出づる国の片隅で。

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閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済

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閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済 (集英社新書) [ 水野 和夫 ] 価格:842円(税込、送料無料) (2017/6/6時点)

全体的に抽象的な話が多いのは共感できないが、 「より遠く、より速く、より合理的に」を行動原理とする資本主義から 「より近く、よりゆっくり、より寛容に」が必要な時代になった、 という考えには同感だ。 ゼロ金利、人口減少社会の中で、 あくまで経済成長を目指すというのは無理がある。 脱資本主義、そういうことを真剣に考えないといけないと思う。 <「閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済」 水野和夫著 集英社新書