日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

ピストルと荊冠

山口組系金田組組員にして部落解放同盟飛鳥支部長、社会福祉法人ともしび福祉会理事長。 飛鳥会事件で有罪判決を受けた小西邦彦は、3つの顔を使い分け、時に北新地で豪遊し、時に老人子供を可愛がる。 時の横綱千代の富士を蹴り上げたという武勇伝もある。 その功罪ある彼の人生はまさに波乱万丈だ。 <「ピストルと荊冠」 角岡信彦著 講談社+α文庫>