日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

賞味期限のウソ

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卵は冬場、産卵から57日間、生で食べられるという。 賞味期限は短めに設定されおり、多少賞味期限が過ぎても十分食べられる。 賞味期限の3分の1が過ぎた商品はスーパーなどに納品拒否され、 賞味期限の3分の2を過ぎたものは商品棚から撤去される。 そして棄てられることになる食品ロスは、確かにもったいない話だ。 しかし、商品棚にならんだ商品の中から 消費期限の近いものを選んで買うようにしようという著者の提案には賛同しかねる。 買った商品をきちんと消費するためにはできるだけ新しいものを買うべきだと思うからだ。 賛否両論あろうが、その日にすべて消費するなら、 消費期限が近いものを買うこともあるが、 その際にはやはり消費期限の長いものより値引きするのが当然だろうと思う。 <「賞味期限のウソ」 井出留美著 幻冬舎新書