日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

誘蛾灯 二つの連続不審死事件

肥満体の中年女性の周りで6人の男が死んだ、 鳥取連続不審死事件を追ったルポルタージュ。 同じような事件として比較された木嶋佳苗事件との違い。 裁判を通じて結局事件の本質に迫れたわけではないが、 警察、検察、裁判員裁判などの問題点などは明らかに。 「絞首刑」の著者でもある青木理氏に興味を持った。 他に何冊か著作を読んでみたいと思うノンフィクション作家だ。 <「誘蛾灯」 青木理著 講談社+α文庫>