日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

打撃の神髄 榎本喜八伝

打撃の神髄 榎本喜八伝

打撃の神髄 榎本喜八伝
著者:松井浩
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イチローより速く1000本安打を打った昭和の安打製造機。 あの稲尾和久が、 腕に負担がかかるからと他の打者には決して投げることのなかったフォークボールを この男にだけは1試合5球限定で投げていたという。 東京オリオンズの背番号3、榎本喜八。 名前からして玄人臭漂う天才が語る打撃理論は われわれ凡人には到底理解不能だ。 その奇行ぶりからも変人扱いされたというのも興味深い。 光の球場、東京スタジアムも哀愁漂い素敵。 <「打撃の神髄 榎本喜八伝」 松井浩著 講談社+α文庫>