日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

大嫌いだった給食の時間。

小学生の頃、給食が大嫌いだった。 とにかくおかずが不味くてまともに食べた記憶がない。 あのアルミの食器、先がふたつにわれたスプーンは まるで動物が餌を食べるかのようなイメージが耐えられなかった。 でも毎日毎日おかずを残してたら怒る先生もいて苦労した。 食パンにおかずを挟んで持って帰るという毎日だった。 低学年の頃は食パン、薄切り3枚だったので まるでビッグマック風におかずを二段重ねではさんでた。 ところがいつからか食パンが厚切り2枚に変わった。 ビッグマックから普通のハンバーガー形式に変更しなければならず 具たっぷりハンバーグ風でお持ち帰り。 もちろんおかずはみ出しまくりでっぐちゃぐちゃだった。 ところが時代は変わる。 週に1回、コッペパンの日ができたのだ。 仕方なく、その曜日は、確か水曜日だったと思うけど、 ハンバーガー形式をあきらめコッペパンの真ん中に切り目を入れて ホットドッグ風におかずを詰め込んだ。 そうこうしているうちに米飯給食が始まり万事休す。 かと思われたが、白御飯を少し食べ、残ったご飯の下に おかずを潜り込ませて白御飯で隠すという荒業を発見。 それだと嫌なにおいのする残飯を持って帰る必要もなく快適だった。 今となっては懐かしいが、やはり二度と食べたくないな。学校給食は。