日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

韓流時代劇と朝鮮史の真実

出版社が扶桑社ということで大体想像はしていたけれど。 韓国、北朝鮮、中国について、そこまで言うか位にけちょんけちょん。 「ひと口に朝鮮人というけれど、朝鮮人が本当にひとつだったのは、 実は日本の統治下だけだったのではないか」とまで。 島国日本と違い、大陸の朝鮮は異民族が何度も侵略してきた歴史があり、 国境も定かでない時代や国が分裂していた時代もあり、 朝鮮人という定義は確かに曖昧だろう。 さらに韓流時代劇は嘘だらけなのも 朝鮮人の民族性とまで言ってのける。 まあそれだけ貶すのであれば韓国ドラマなんか観なければいいのに、 とも思った。 <「韓流時代劇と朝鮮史の真実」 宮脇淳子著 扶桑社新書