日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

江戸の貧民

江戸の貧民

江戸の貧民
著者:塩見鮮一郎
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江戸時代、差別にあいながらも強く生きた貧民たち。 穢多非人とひとくくりに捉えがちな穢多と非人の争いがあったことや、 穢多頭と武家との繋がり、乞胸といったさらに格下身分の存在など 知らなかった話も満載。 過去にそういう身分があり職業があり、そういう人たちが住んだ場所がある。 そういう事実を今、隠そうとする流れは、間違っていると僕は思う。 <「江戸の貧民」 塩崎鮮一郎 文春文庫>