日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

55歳からのハローライフ

村上龍の小説を読むのは久しぶりだった。 しかし、デビュー当時のあの挑発的ともいうべき過激な作品群とは 全く違った内容だった。 作家も歳をとると人間丸くなってくるものなのかなあ。 人生の折り返しを過ぎた中高年が再出発をする中編小説5編。 なんだか少し自分と重ね合わせる部分もあった。 <「55歳からのハローライフ」 村上龍著 幻冬舎文庫