日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

週刊新潮VS朝日新聞+週刊文春?

昭和62年5月3日の朝日新聞阪神支局襲撃事件の実行犯と名乗る男の実名告白手記が週刊新潮に連載されていた。襲撃を依頼してきたのはアメリカ大使館職員であり、犯行声明文の原案を書いたのはあの右翼の大物、故野村秋介氏というから話はデカい。

この男は朝日新聞記者とも接触しており、朝日新聞ではこの男の発言の信憑性は低いと判断し、記事にすることはなかったという。そして週刊文春はこの男の元妻に取材し、男が実行犯であるはずがないという証言を掲載。

新潮も元妻に取材し、文春への証言には記憶違いがあり文春に対し記事にしないよいうに依頼したにもかかわらず記事にされ、抗議したところ文春から謝罪され謝罪料も受け取っていたことを暴露した。

真偽の程は不明だが、こんな重大事件である。警察の徹底した捜査は期待できないものなのか。どうでもいい話ではないだろう。