日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

ヒューマン・ドキュメント 倒産!

不景気な世の中。会社倒産なんて日常茶飯事にあるんだからいつ我が身にふりかかってもおかしくはない。いやいやその可能性が現実味を帯びてきた中で、目にしたこの本を読んでリアルに身の振り方を考えさせられた。破産宣告を受けた後の生活実態や倒産前夜に逃亡した体験談などなど。商法上、倒産から5年逃げ切れば商売上の取引で生じた借金はすべて法的にチャラになる。(法人の場合。個人の貸し借りは時効10年)って、それもアリか? なんて思考を巡らせてしまってる自分が悲しい。

<「ヒューマン・ドキュメント 倒産!」 別冊宝島編集部編 宝島社SUGOI文庫>