日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

W杯

サッカーのクラブワールドカップは、 バルセロナが圧倒的な強さを見せて優勝した。 が、前から気になって仕方なかったのが 「W杯」という表記だ。 WORLDは頭文字とってWとしながら、CUPは日本語訳で杯、て。 日本語訳なら日本語訳で「世界杯」でええんちゃうの? しかも「W杯」と書いてたら、 ダブルハイとかダブリュウハイと読むはずが、そんな呼び方聞いたこともない。 「W杯」と書いて、普通にワールドカップと読む感覚がおかしい。 そもそもワールドカップって、略すほど長い言葉でもないし。 小泉純一郎なんて「コイズミジュンイチロウ」、 ワールドカップより断然長いけど誰も略したりしないだろうに。 WORLD CUPを頭文字だけとって略したらWCでトイレと間違えるから、 みたいなしょーもない理由からW杯という表記が生まれたんだろうけど。

ま、話は少し変わるが、 日本のマスコミでは、韓国・朝鮮人の名前表記について 政治・文化人は漢字表記、芸能関係はカタカナ表記するという不文律がある。 だから、李明博金大中金日成であり、ぺ・ヨンジュンチェ・ジウパク・ヨンハなのである。 けれど、先日死去した金正日北朝鮮総書記の元秘書であり最後の第四夫人の人物については 日本のどこのマスコミも「金・オク」という表記を使っている。 その理由は、漢字表記したら「金玉」になるから、って。 そんな自主規制はみんなするんだよねえ、おかしな話だ。