日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

沖縄と米軍基地

沖縄と米軍基地

沖縄と米軍基地
著者:前泊博盛
価格:760円(税込、送料込)
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全くもって不平等条約そのものである日米安保条約。 日本国民の生命と財産を守るはずの在日米軍は 毎年沖縄で100件以上の重大事件を犯して、日本国民の生命や財産を奪っている。 にもかかわらず米軍人の犯罪者を罰することすらできない。 矛盾だらけの日米地位協定も、野党時代の民主党は具体的な改定案まで作っておきながら、 いざ政権与党の立場になっても、何も手をつけない有様だ。 フェンスの向こうの広大な敷地の米軍基地は 日本国民の税金で建てた立派な施設が立ち並び、 もはや植民地以下の状態ではないか。 尖閣諸島へ中国艦船が押し寄せてきたら、在日米軍は本当に中国へ攻撃を加えてくれるのか? もしそれができないなら在日米軍など、何の役にも立たないどころか不要な邪魔ものでしかない。 米国と密約ばかり結んで、国民には嘘とまやかしばかりの日本政府は一体誰のための政府なんだろう? 苛立つばかりだ。 <「沖縄と米軍基地」 前泊博盛著 角川oneテーマ21