日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

セックスボランティア

酸素ボンベを片時も手離せないにもかかわらず介護者に連れられてソープランドへ行き命綱の酸素ボンベを取り外してまで性行為に及ぶ障害者。障害者専門のデリヘルで働く20代の女性、出張ホストクラブを呼びセックスする女性障害者・・・。障害者にも性欲はある、「性」とは生きる根本。これまでタブーとされてきた障害者の性に大胆に切り込んだルポ、ちょっと考えさせられた。 <「セックスボランティア」 河合香織著 新潮文庫