日出づる国の片隅で。

本の話から日常の話まで

ムッソリーニ 一イタリア人の物語

ヒトラーのことはある程度知っているが ムッソリーニについての知識はあまりなかった。 ベニート・ムッソリーニ、そのフルネームさえ知らなかった。 今なお多くのイタリア人に人気があるということも。 ヒトラーと違い人種差別的な思想はなく親日家であったということも。 国王に首相解任され逮捕され、ヒトラーにより救出されながらも 最期は謎に包まれた最期を迎えた彼の生涯は神話とさえなっているという。 相当な数の女性遍歴を誇るのも生粋のイタリア人らしい。 それにしても文庫本で1400円+税って高すぎないか。 <「ムッソリーニ 一イタリア人の物語」 ロマノ・ヴルビッタ著 ちくま学芸文庫